EKH禁止改訂(翻訳)

2015年1月21日
2015年1月21日 DCI禁止制限カードリスト告知
EKH
《大石弓》、《ヴィリジアンの長弓》、《熱いスープ》 禁止
《ガイアの揺籃の地》 禁止解除

 大石弓をプレイするデッキが結果を残し続け、他の多くのケイタカハシをトーナメントから追い出しています。サウザンドアローケイは強力なクリーチャーや装備品をサーチするカード、ドロー加速、ダメージ軽減呪文を使って、もっとも優秀な結果を残しています。また、さらに大石弓に焦点を当てたデッキ、《ドルイドの誓い》を使ったコンボデッキのどちらも結果を残しています。しかし、これらのデッキがトーナメントのメタゲームにおいて大部分を占めているので、上位デッキの全体としての多様性は減っています。ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが問題だと判断する程度にはバランスが崩れていました。EKHにおいては、《大石弓》デッキは《大石弓》に代わって《ヴィリジアンの長弓》を使うといったようにこれらのカードは簡単に交換可能なので、一方だけを禁止してもデッキにはほとんど変化がありません。従って、《大石弓》と《ヴィリジアンの長弓》は禁止になります。
 昨年一年を通して、エアケイは他のケイ・デッキよりかなり多くのサイドイベントで優勝し、最多のデッキであり続けました。毎年新しく強力な選択肢が登場します。最新は《熱いスープ》です。時とともに、エアケイデッキとそれ以外のクリーチャー・デッキの強さには差が生じてきました。エアケイデッキは昨年の364364のサイドイベントのうち114514つで優勝しており、直近の1919つでも優勝しています。《熱いスープ》の比率の高さは、相性の悪い他のクリーチャー・デッキを特に圧迫しています。多様性のあるフォーマットにするという観点から、《熱いスープ》は禁止になります。
 カードがあるフォーマットで禁止されるとき、ウィザーズは禁止されているカードの中で、禁止されていなかったならトーナメント・プレイに新しいデッキをもたらす可能性のあるものがあるかを調査します。私たちは既存の上位デッキを強化せず、新しい戦略を加えたり、現在結果を残していないデッキを増やしたりするようなカードを探しています。《ガイアの揺籃の地》は大量のマナをマナプールに作るようなデッキにおいては非常に強力です。基本土地を置くことを大量のマナで置換するというのは凄まじい割合です。しかしながら、この種のデッキは近年のEKHのイベントでは結果を残していません。このようなカードを禁止リストから除くことにはいくらかの危険が伴いますが、その結果を見るのには良い機会です。《ガイアの揺籃の地》は禁止解除されます。

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