タルキール龍記伝のスポイラーが公開されていますね。
エルダードラゴン達、強力なPWのナーセット、3色というボーラスに続くサルカン...
目玉となるカード達が非常に多いですがその中でも一際目立つものがありました。
それこそがそう、命令サイクルです。
中でも目を見張る性能を持つカードがアタルカの命令ですね。

アタルカの命令/Atarka’s Command (赤)(緑)
以下から2つを選ぶ。
・このターン、あなたの対戦相手はライフを得られない。
・アタルカの命令は各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与える。
・あなたは、あなたの手札にある土地・カードを1枚戦場に出してもよい。
・ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修正を受けるとともに到達を得る。


スタンでも強力なカードであることは間違いないのですが、このカードはモダンのバーンでも
十分な活躍を見込める強力なカードです。
単刀直入にモダンのバーンにおけるこのカードを説明すると、
「ライフ回復効果を無効にすることができるボロスの魔除け」が近いかと思われます。
なぜボロスの魔除けの名前を出したかというと、バーンにおけるボロスの魔除けは基本的に4点の火力のモードでのみ使用します。二段攻撃のモードは使用しないと考えていいでしょう。
(破壊不能のモードは非常に稀に使う場合もありますが)
赤+他の1色の2マナという色拘束を見てもボロスの魔除けというのが適任でしょう。

上二つの能力だけでも頭蓋割りと考えれば採用理由は十分になりますが、このカードの真価は一番下の能力も含めることによって発揮されます。この能力にボロスの魔除けの4点火力と言える点があります。
以前までのバーンと違い、最近のバーンはゴブリンの先達、僧院の速槍、大歓楽の幻霊、
渋面の溶岩使いとクリーチャーが多めに採用されている傾向があります。
これらを投入するとバーンに投入される生物は約14体となるでしょう。
1ターン目ゴブリンの先達or僧院の速槍でスタートをすることができれば2ターン目のアタルカの命令は実質4点火力となります。クリーチャーが並べば並ぶほどその威力は増していき、
部族の炎も顔負けの高火力スペルになります。

バーンにはサイドボードの破壊的な享楽の事を考え緑をタッチしているタイプは多く、アタルカの命令を投入することはそこまで苦にはならないでしょう。
今後のバーンの動向が非常に楽しみですね。

コメント

いなり
いなり
2015年3月8日2:24

横から失礼します、フェッチをこれだけ積んで安定したマナベースを獲得しているのにアタルカの命令3頭蓋割り3に散らしているのは何故ですか?
緑マナがほぼ確実に出るなら命令4頭蓋2の方が理に適っている気がしますが。

K
2015年3月8日2:32

>しゃくさん
すみません、どこのリストのことでしょうか?アタルカの命令は4枚ですが...数字が見えなくなってしまいましたか?
K

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