ドラゴンストームは通常BR+G、主に《カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher》といったようなジェネラルで見ることが多いでしょう。
参照→(http://sleepingdog.diarynote.jp/201511162337246415/
そんなドラゴンストームですがBRの2色があれば基本的に構築は可能なので赤黒でマナクリーチャー(暴論)として機能するジェネラル、《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots》で構築をすることに
結果的にはプローシュとは違った方向性でのデッキが完成したかと思われます。
具体的に言うとコジレックによるドロー強化、パイロ系統によるエドリックへの対策等です。
大まかな骨組みはできたので日を改めて不要カード等の選別をしていきましょう。(1/18)

パ リ マ リ ガ ン 廃 止

ドラゴンストームラクドス、不要なドラゴンを埋めてティム、マナ加速を探すというアクションが完全に死亡。
そもそも赤黒にしたデメリットとしてマナ加速の少なさ、ドローの不安定さも確かに存在していた。(夜の囁きのようなライフルーズ系ドローはさておき)
ラクドス自身を出すことも難易度が上がり存在意義がだんだんと怪しくなってきた。
こうしてラクドスドラゴンストームは崩壊していった...

ラクドスドラゴンストームは死んでいなかった!

デッキレシピ→https://dig.cards/decks/magicthegathering/43673

OGWの新戦力を迎え入れドラゴンの嵐以外の勝ち筋もしっかりと用意することでラクドスは生きながらえていた!!!

・各種カード解説

クリーチャー編
《帰ってきた刃の翼 // Bladewing the Risen》
《変わり身の狂戦士 // Changeling Berserker》
《龍王コラガン // Dragonlord Kolaghan》
《玉座の災い魔 // Scourge of the Throne》
《ヴァルカスの災い魔 // Scourge of Valkas》
《ウトヴァラのヘルカイト // Utvara Hellkite》
ドラゴンの嵐コンボのパーツ。 参考(http://5clark.diarynote.jp/201503190346212427/
帰ってきた刃の翼、ヴァルカスの災い魔レベルになると厳しいことが多いがラクドスの能力と合わせてそのまま出すことも。

《クォムバッジの魔女 // Cuombajj Witches》
《ゴブリンの投火師 // Goblin Fireslinger》
《ゴブリンの名手 // Goblin Sharpshooter》
《投火師 // Fireslinger》
《高射砲手 // Lobber Crew》
ラクドス召喚用のティム。
その内の3体はクリーチャーにも飛ぶのでエドリック対策にもなる。(ただし投火師は微妙に間に合わないことも多い)

《ドラゴン魔道士 // Dragon Mage》
《山背骨のドラゴン // Knollspine Dragon》
《真実の解体者、コジレック // Kozilek, Butcher of Truth》
《大いなる歪み、コジレック // Kozilek, the Great Distortion》
《輪の大魔術師 // Magus of the Wheel》
クリーチャーのドローソース。
ラクドスがBBRRということだが無色マナが出ないことはほとんどないので大いなる歪み、コジレックは問題なく出る。 
真実の解体者、コジレックは後述の生ける屍と相性が悪いが単純に0マナ4ドローのような使い方をすることが多いのでメリットを優先。

《ボガーダンのヘルカイト // Bogardan Hellkite》
単体で強い系ドラゴン ドラゴンストームから出ることはあまりないけど生き埋め再活性のルートで生ける屍が無い際によく釣られる。

《ルーン傷の悪魔 // Rune-Scarred Demon》
《アンデッドの大臣、シディシ // Sidisi, Undead Vizier》
概ねDemonic Tutor それ以上でも以下でもない。

《ゴブリンの闇住まい // Goblin Dark-Dwellers》
OGWから新加入した期待のニューカマー。
ヨーグモスの意志を使ったりWheel of Fotuneを使って7ドローになったりする。
3枚コンボではあるが生き埋め(ゴブリンの闇住まい、ヴァルカスの災い魔、帰ってきた刃の翼)→ 再活性(ゴブリンの闇住まい)→生き埋め(変わり身の狂戦士、なんらかのドラゴン2体)→生ける屍でドラゴンストームでもできるコンボ達成。実用性は知らない。

《猿人の指導霊 // Simian Spirit Guide》
あと1マナ足りないという時に便利。あとラクドス出す時にも。

《世界喰らいのドラゴン // Worldgorger Dragon》
ワールドゴージャーコンボ用。無限マナから勝利できない点ではリゾルダに劣るがサーチと7ドローを連打して強引に勝ち筋を持ってくることが多い。
餌食奪いのドラゴンは単体で何もしないので抜けました。

呪文
《動く死体 // Animate Dead》
《Dance of the Dead》
《ネクロマンシー // Necromancy》
ワールドゴージャーコンボ用。たまにルーン傷や帰ってきた刃の翼→ボガーダンヘルカイトもすることがある。結構器用。

《生き埋め // Buried Alive》
《納墓 // Entomb》
生き埋めは概ねドラゴンを墓地に送る。納墓に関しては基本的にゴージャーコンボに使用するがヨーグモスの意志用のカードが送られたりコジレックの帰還が墓地に送られることもある。

《Burnt Offering》
《Sacrifice》
平均8マナ出す弱者選別。コジレックが主にコストになる。強引にドラゴンストームにつなげることができるこのデッキの影の主役。

《陰謀団の儀式 // Cabal Ritual》
《暗黒の儀式 // Dark Ritual》
《煮えたぎる歌 // Seething Song》
一時的なマナ加速。ストームを稼ぐために使用するがもちろん多くのマナが必要なルートでも使用する。

《闇の誓願 // Dark Petition》
《Demonic Tutor》
《悪魔の意図 // Diabolic Intent》
《ギャンブル // Gamble》
《Grim Tutor》
《伝国の玉璽 // Imperial Seal》
《吸血の教示者 // Vampiric Tutor》
コンボデッキのサーチは強いのじゃ。

《信仰無き物あさり // Faithless Looting》
パリマリガン廃止で強化されたと噂の1枚。実際手札に来た邪魔なドラゴンを墓地に送るのに一役買っている。

《Fire Covenant》
《コジレックの帰還 // Kozilek’s Return》
《紅蓮地獄 // Pyroclasm》
《毒の濁流 // Toxic Deluge》
対クリーチャー用除去。コジレックの帰還はもしかしたら火山の流弾になるかも?

《ドラゴンの嵐 // Dragonstorm》
《生ける屍 // Living Death》
このデッキの直接的な勝ち手段。墓地対策とか締め付けされると無になるけどラクドスでファッティ連打していきましょう。

《はらわた撃ち // Gut Shot》
0マナでラクドスの召喚条件を満たせるため採用。インスタントなので魔巧の条件も達成できるのがgood。

《ミジックスの熟達 // Mizzix’s Mastery》
《炎の中の過去 // Past in Flames》
《ヨーグモスの意志 // Yawgmoth’s Will》
墓地のスペルを再利用する。特にミジックスの熟達は無理矢理ドラゴンの嵐につなげることもできるので結構いい感じ。

《再活性 // Reanimate》
唯一のゴージャーに使えないリアニメイト呪文。それでも釣ってうれしいカードはこのデッキには何体もいる。デメリットが気にならないのもEDHならでは。

《魂の再鍛 // Reforge the Soul》
《Wheel of Fortune》
赤と言えば定番の7ドロー。前述のゴブリンの闇住まいやミジックスの熟達は使用して無理矢理ドローを繋げることも少なくない。

《騙し討ち // Sneak Attack》
手札に来たファッティを投げるというよりは無理矢理墓地に送る手段として使うことが多い。と言ってもボガーダンのヘルカイトが突然盤面に出てくるとエドリックは蒸発する。
荒廃鋼の巨像は単体で強くないので不採用。(あくまでドラゴンストームだしね)

《汚損破 // Vandalblast》
パリマリガン廃止によってコンボのために置物に対しての妨害を少し減らしたものの流石にこのレベルになると採用。

各種マナアーティファクト
マナ加速が重要なので削るところは無いと思われる。


ゴブリンの闇住まいとのシナジーを意識すれば追加の7ドローである命運の輪や追加の勝ち手段である死せる生も検討できますが流石に単体で手札に来た時に破りたくなりそうなのでやめた方がいいと思います。あとこの構築もやめた方がいいと思います。
ラクドスはウラモグ2種のような盤面に触ることができるファッティを多くした方がパリマリガン廃止のルールの恩恵を受けたデッキを組めると思います。

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K

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