【EDH】grim tutorか 法務官の掌握か
2016年6月14日 TCG全般最近諸事情でgrim tutorが使えないので代わりに入れていた法務官の掌握について思ったことをつらつらと。
どちらも黒のダブルシンボルの3マナでソーサリー、(一応)好きなカードを(実質)手札に入れられるといったようなもの。
grim tutorに関しては結局のところ2枚目以降のdemonic tutorとして考えられるので今回は法務官の掌握について。
①ライフロスがない
正直3点なんてmana cryptで吹けば吹き飛ぶライフなので誤差だけども。
これをメリットとして前面に押し出すのは厳しいか。
②疑似的に自分のデッキのカードが2枚になる
例えばforce of willだったり否定の契約を抜けば自分の手札、もっと言えばデッキ内の0マナ打消しの水増しができることになる。
相手のmana cryptを奪ってさらに加速したり、1度使った毒の濁流を奪って再び場を流したりと相手が1度撃ったからと安心しているところを奇襲できる点もある。
③相手の手札を間接的に確認できる
主に青いデッキに対して使うと起きる現象で、概ねforce of will、否定の契約の2枚がデッキ内に存在するかを確認している。
これは以前まで組んでいたむかつき変身タシグルで使用していた方法で、打消しが無いのを確認しつつその相手から0マナ打消しを奪ってコンボを達成させていた。
④勝ち手段を消すことができる
変身デッキの潮吹きの暴君、むかつきデッキのむかつき、ギトラグの怪物のダクムーアの回収場...こういったカードを取り除くとそのデッキは勝利から遠ざかってしまう。
ここまでメリットのみを書いたがもちろんデメリットも存在し、
①相手に依存しすぎている
カーリアやシートンといったデッキだらけの場合本来想定していた効力よりも圧倒的に強さは下がってしまうであろう。
同様に、同卓している人のデッキが自分のデッキのレベルと違いすぎるとマナアーティファクトぐらいしか奪い取るものが無いという事態も起こりうるのかもしれない。
エターナルマスターズにmana cryptが再録されたことで奪い取りやすくなっていればいいのだけれども...
②結局自分の欲しいカードが無いことがある
「盤面を流したいのに毒の濁流が入っていない」
「0マナ打消しを貰いたかったけどデッキに無い、もしかして手札に全部あるのかそれとも投入されていないのか」
こういった事態も起こりうるだろう。
これは①の理由と同じく最終的には相手に依存していることから起こってしまう弊害と言ってしまっても問題ないだろう。
結論
EDHはジェネラルを除いた99枚を自分が最良の動きをできるように構築しているべきで、その内の1枚を相手から好きなカードを奪い取れるといった都合のいいような解釈をするカードを入れるべきではないのかもしれない。
あなたがEDHをプレイする環境が身内との対戦が非常に多いのであればメタが固まっている証拠でもあるので採用を検討してもいいかもしれない。
が、それでもデッキ構築の際に最後まで疑うべきカードであることは確かだし、1度うまくいったからといって残し続けるカードでもないだろう。
Grim Tutor (1)(黒)(黒)
ソーサリー
あなたのライブラリーからカードを1枚探し、それをあなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。あなたは3点のライフを失う。
Praetor’s Grasp / 法務官の掌握 (1)(黒)(黒)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからカードを1枚探し、裏向きで追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを見てもよいしプレイしてもよい。
どちらも黒のダブルシンボルの3マナでソーサリー、(一応)好きなカードを(実質)手札に入れられるといったようなもの。
grim tutorに関しては結局のところ2枚目以降のdemonic tutorとして考えられるので今回は法務官の掌握について。
①ライフロスがない
正直3点なんてmana cryptで吹けば吹き飛ぶライフなので誤差だけども。
これをメリットとして前面に押し出すのは厳しいか。
②疑似的に自分のデッキのカードが2枚になる
例えばforce of willだったり否定の契約を抜けば自分の手札、もっと言えばデッキ内の0マナ打消しの水増しができることになる。
相手のmana cryptを奪ってさらに加速したり、1度使った毒の濁流を奪って再び場を流したりと相手が1度撃ったからと安心しているところを奇襲できる点もある。
③相手の手札を間接的に確認できる
主に青いデッキに対して使うと起きる現象で、概ねforce of will、否定の契約の2枚がデッキ内に存在するかを確認している。
これは以前まで組んでいたむかつき変身タシグルで使用していた方法で、打消しが無いのを確認しつつその相手から0マナ打消しを奪ってコンボを達成させていた。
④勝ち手段を消すことができる
変身デッキの潮吹きの暴君、むかつきデッキのむかつき、ギトラグの怪物のダクムーアの回収場...こういったカードを取り除くとそのデッキは勝利から遠ざかってしまう。
ここまでメリットのみを書いたがもちろんデメリットも存在し、
①相手に依存しすぎている
カーリアやシートンといったデッキだらけの場合本来想定していた効力よりも圧倒的に強さは下がってしまうであろう。
同様に、同卓している人のデッキが自分のデッキのレベルと違いすぎるとマナアーティファクトぐらいしか奪い取るものが無いという事態も起こりうるのかもしれない。
エターナルマスターズにmana cryptが再録されたことで奪い取りやすくなっていればいいのだけれども...
②結局自分の欲しいカードが無いことがある
「盤面を流したいのに毒の濁流が入っていない」
「0マナ打消しを貰いたかったけどデッキに無い、もしかして手札に全部あるのかそれとも投入されていないのか」
こういった事態も起こりうるだろう。
これは①の理由と同じく最終的には相手に依存していることから起こってしまう弊害と言ってしまっても問題ないだろう。
結論
EDHはジェネラルを除いた99枚を自分が最良の動きをできるように構築しているべきで、その内の1枚を相手から好きなカードを奪い取れるといった都合のいいような解釈をするカードを入れるべきではないのかもしれない。
あなたがEDHをプレイする環境が身内との対戦が非常に多いのであればメタが固まっている証拠でもあるので採用を検討してもいいかもしれない。
が、それでもデッキ構築の際に最後まで疑うべきカードであることは確かだし、1度うまくいったからといって残し続けるカードでもないだろう。
コメント