ジェネラル
《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》

マナ加速
《ブラッド・ペット/Blood Pet》
《Soldevi Adnate》
《Priest of Yawgmoth》
《血の臣下/Blood Vassal》
《基底スリヴァー/Basal Sliver》
《熱心すぎる弟子/Overeager Apprentice》
《沼の妖術使い/Bog Witch》
《スカージの使い魔/Skirge Familiar》
《マナキン人形/Manakin》
《ミリキン人形/Millikin》
《疫病のマイア/Plague Myr》
《鉛のマイア/Leaden Myr》
《パラジウムのマイア/Palladium Myr》
《金属細工師/Metalworker》

《Mana Crypt》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《金属モックス/Chrome Mox》
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《Jeweled Amulet》
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
《炭色のダイアモンド/Charcoal Diamond》
《精神石/Mind Stone》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《砕けたパワーストーン/Fractured Powerstone》
《友なる石/Fellwar Stone》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
《カルニの宝石/Khalni Gem》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》

《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《弱者選別/Culling the Weak》

ドロー加速
《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》

《夜の囁き/Night’s Whisper》
《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
《ネクロポーテンス/Necropotence》
《吸心/Syphon Mind》

《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《記憶の壺/Memory Jar》

サーチ
《アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier》

《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《Demonic Consultation》
《Demonic Tutor》
《悪魔の意図/Diabolic Intent》
《汚れた契約/Tainted Pact》
《Grim Tutor》

妨害
《毒の濁流/Toxic Deluge》
《Dystopia》
《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》
《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》

汚物
《大笑いの妖術使い/Cackling Witch》

《血も凍る悲鳴/Bloodcurdling Scream》
《彼方からの雄叫び/Howl from Beyond》
《終わりなき悲鳴/Endless Scream》
《語られざる印/Unspeakable Symbol》
《憎悪/Hatred》

《卓越の印章/Sigil of Distinction》
《頭蓋囲い/Cranial Plating》

その他
《異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healer》
《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader》

《苦花/Bitterblossom》

《通電式キー/Voltaic Key》
《黒玉の大メダル/Jet Medallion》
《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
《永遠の器/Eternity Vessel》

土地
《沼/Swamp》
《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《Urborg》
《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse》
《烏羅未の墳墓/Tomb of Urami》
《陰謀団のピット/Cabal Pit》
《統率の塔/Command Tower》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《真鍮の都/City of Brass》
《色あせた城塞/Tarnished Citadel》
《反射池/Reflecting Pool》
《宝石鉱山/Gemstone Mine》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
《Mishra’s Workshop》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《裏切り者の都/City of Traitors》
《露天鉱床/Strip Mine》
《不毛の大地/Wasteland》
《地盤の際/Tectonic Edge》
《幽霊街/Ghost Quarter》
《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
《リシャーダの港/Rishadan Port》
《Maze of Ith》


スキジリクスを使うにあたりどこを見ても多くの沼+鞭打ち悶え(悪夢の鞭)を使うリストしかなく、黒を使う上でかなり強力な部類に入る汚れた契約を使えない点と沼を並べている暇が無さそうという点が気になったので沼1枚のリストに。
打点アップのカードにはライフをパワーに変える2枚に加えてXパンプを採用。
黒には瞬間的にマナを増やすカードが多いのでそこまで苦にはなりません。

《Songs of the Damned》、《Implements of Sacrifice》、《Astrolabe》、《Sacrifice》の投入も視野。
まだまだいじるところありそうで楽しみ

《沼》
《冠雪の沼》
基本地形

《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
伝説 ワクショ、不毛などからも黒が出るようになる

《Urborg》
伝説 先制攻撃、沼渡りを消すことができる

《陰謀団のピット/Cabal Pit》
1点ダメージ スレッショルドで単体に-2/-2修正

《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse》
伝説 伝説の生物が畏怖

《烏羅未の墳墓/Tomb of Urami》
伝説 1点ダメージ 4マナとすべての土地を生け贄に5/5デーモン

《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
アーティファクト

《マナの合流点/Mana Confluence》
1点ダメージ

《真鍮の都/City of Brass》
1点ダメージ アーボーグで回避不可

《統率の塔/Command Tower》
デメリット無し

《色あせた城塞/Tarnished Citadel》
3点ダメージ

《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
対象の対戦相手に1/1のトークン

《宝石鉱山/Gemstone Mine》
3回限定

《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
1回のみ、使用後も無色マナは出る

《空僻地/Glimmervoid》
各終了ステップにアーティファクトが無いと生け贄に

《スランの採石場/Thran Quarry》
各終了ステップに生物が無いと生け贄に

《宝石の洞窟》
ゲーム開始時、後手の場合のみ黒が出るように

《反射池/Reflecting Pool》
単体ではマナが出ない

《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
相手依存

《隕石のクレーター/Meteor Crater》
黒のパーマネントが場にあればマナが出る

各種フェッチランド
1点ダメージ デッキ内に投入可能な沼は3枚

ーーーーーーーーーーーーー↓タップイン↓ーーーーーーーーーーーーーー

《漆黒の要塞/Ebon Stronghold》
サクリファイスで黒黒が発生

《泥炭の沼地/Peat Bog》
黒黒が発生する代わりに2回使用すると生け贄に

《ヒル溜りの沼/Leechridden Swamp》
沼 1マナとタップで対戦相手が1点ルーズ

《ピラニアの湿地/Piranha Marsh》
cipでプレイヤー1人が1点ルーズ

《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
cipでプレイヤー1人の墓地を全て追放

《アガディームの墓所/Crypt of Agadeem》
2マナで墓地の黒の生物1体につき黒を追加

《ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage》
発掘2

《やせた原野/Barren Moor》
黒でサイクリング

《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire》
2マナでサイクリング

ーーーーーーーーーーーーー↓無色、限定条件↓ーーーーーーーーーーーー

《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
2マナで沼の数だけ黒マナ アーボーグと併用するしかない

《魂の洞窟/Cavern of Souls》
生物のみでさらに限定的な条件

《Lake of the Dead》
場に出る際に沼を生け贄に
沼を生け贄にすれば黒黒黒黒を発生

《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
生物を生け贄にすれば黒黒が発生

《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
黒1で墓地の生物をデッキトップに




なんか抜けあったら教えて
第三回EDHカード紹介:《残虐の達人/Master of Cruelties》
EDHで使用されるカードを紹介するというこの企画、第三回は「非伝説クリーチャー」ということでここでは私が愛用している《残虐の達人/Master of Cruelties》について紹介したいと思う。

Master of Cruelties / 残虐の達人 (3)(黒)(赤)
クリーチャー — デーモン(Demon)
先制攻撃、接死
残虐の達人は単独でしか攻撃できない。
残虐の達人がプレイヤー1人に攻撃してブロックされないたび、そのプレイヤーのライフの総量は1点になる。この戦闘で残虐の達人は戦闘ダメージを割り振らない。
1/4


テキストは簡単に言えば「二回殴れば一人死ぬ」だ。
さらにクリーチャー戦でも勝利できる、そしてMTGにおける環境の基準サイズである《稲妻/Lightning Bolt》を回避できるタフネス4。非常に強力なクリーチャーだと言えるであろう。単独でのみ攻撃できるというデメリットはあるが、クリーチャーが多く横に並ぶことが少ないEDHにおいてはそこまで気にすることではないデメリットであると言えるであろう。

ではどういったデッキに投入するべきなのか。
確かに強力なカードだが5マナだということを考えるとむやみに投入したいカードではないだろう。《裂け目の突破/Through the Breach》からシュートして突然相手のライフを1にするという力技もあるがそれではやはり《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》の方が優れていると考えてしまうであろう。ならば残虐の達人の強みを探せばいい。それこそが...種族だ。
「デーモン」。これはEDHにおいて「エルフ」、「ドラゴン」、「ドルイド」、「ウィザード」に並ぶ大きなシナジーを期待できる種族として「天使」と共に有名だろう。もちろんその理由とは《巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast》である。
「単独でしか攻撃できない」が、「攻撃している」状態ならば何も問題は無い。
先制攻撃により相手のライフを1点に減らし、カーリアが刈り取る。残虐の達人とカーリアのタッグはEDHにおいて警戒しなければならないのは間違い無いだろう。

ここで、残虐の達人と相性のいいジェネラルをもう一体紹介したいと思う。
それこそが《死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death》だ。

Alesha, Who Smiles at Death / 死に微笑むもの、アリーシャ (2)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
先制攻撃
死に微笑むもの、アリーシャが攻撃するたび、あなたの墓地にあるパワーが2以下のクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたは(白/黒)(白/黒)を支払ってもよい。そうしたなら、それをタップ状態で攻撃している状態で戦場に戻す。
3/2


こちらもカーリアと同様、攻撃中に残虐の達人を戦場に出すことができる。
また、一度残虐の達人を戦場に出した場合にもカーリアと違い墓地に送れば再び残虐の達人を釣り上げることができることを考えるとカーリアよりも相性のいいジェネラルと言えるかもしれない。この時戦場にいる残虐の達人を墓地に送る手段として《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》(アリーシャの能力のためのマナを即座に確保できる)、《巻き添え被害/Collateral Damage》(アリーシャの攻撃がブロックされた時などでも相手を倒すことができる)などがオススメだ。
また、アリーシャと残虐の達人を使用する際に欠かせないカードが《生き埋め/Buried Alive》だ。読者の中には「残虐の達人を墓地に送るならば1マナの《納墓/Entomb》」でいいのではないか、と考える方もいるかもしれない。しかし、生き埋めで墓地に送る残り2体のクリーチャーにもオススメがいる。
それが、《憤怒/Anger》と《不浄/Filth》だ。これらを組み合わせれば即座に一人を退場させることができる奇襲性の高いEDHデッキが完成するだろう。

前触れもなく死んでしまうこともある残虐の達人と2種のジェネラルのコンボ、自分が使わないとしても相手に使われることを考えてカーリアかアリーシャがいるならば対策を常に用意しながら立ち回るのが得策だろう。

クリーチャー 15
4《魂火の大導師/Soulfire Grand Master》
4《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
4《カマキリの乗り手/Mantis Rider》
3《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》

スペル 20
2《神々の思し召し/Gods Willing》
3《稲妻の一撃/Lightning Strike》
4《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
2《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
3《神々の憤怒/Anger of the Gods》
3《オジュタイの命令/Ojutai’s Command》
3《時を越えた探索/Dig Through Time》

土地 25
4《神秘の僧院/Mystic Monastery》
4《凱旋の神殿/Temple of Triumph》
2《天啓の神殿/Temple of Epiphany》
4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
2《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《島/Island》
1《平地/Plains》
1《山/Mountain》

サイドボード 15
3《ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram》
1《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
1《前哨地の包囲/Outpost Siege》
2《否認/Negate》
2《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1《時を越えた探索/Dig Through Time》
1《神々の憤怒/Anger of the Gods》
2《存在の破棄/Revoke Existence》
1《異端の輝き/Glare of Heresy》
1《天界のほとばしり/Celestial Flare》


・メインボード
基本的にジェイスのルーター能力でマッチアップで不要になりがちなカードを捨てることでデッキを回転させて行き、オジュタイを勇敢な姿勢、神々の思し召しで守りながら殴るのが基本的な勝利プランになります。アブザンなどを相手にした際に勇敢な姿勢をどう使うかが重要になります。

・サイドボード
《ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram》
主に対赤単で使用。オジュタイの命令で釣り上げることが可能なので、基本的にガンガンブロックに回していきます。相手の灼熱の血にだけ気をつければ問題ありません。

《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
言わずと知れたフィニッシャー。アブザンやマルドゥといった消耗戦になるマッチアップはもちろん、赤単相手に対してもサイドインします。

《前哨地の包囲/Outpost Siege》
こちらも消耗戦の際に大活躍するカード。龍のモードで置くことは基本的に無いと考えて大丈夫です。また、アブザン戦などの場合でも何より通したいカードなので占術の際は積極的に持ってきましょう。

《否認/Negate》
アブザン、ラリーコンボはもちろん青いデッキにも高い頻度で投入されます。基本的にPWを止めるために使用しますが、前哨地の包囲を守るためにハンデスに対して撃つことも多いです・

《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
メインから追加の枠。やはりこれも否認と同時にサイドインすることが多いです。

《時を越えた探索/Dig Through Time》
前哨地の包囲とかと役割は同じで。4枚にした際はジェイス・オジュタイの命令の兼ね合いで墓地の管理が難しくなりますが、「土地→打ち消し→3マナ以上の生物→2マナ以下の生物(できれば1体残す)→スペル」の順に探査のコストに当てれば問題はないです。

《神々の憤怒/Anger of the Gods》
赤単、赤青アーティファクトへの追加として。死霧の猛禽を見た際に増やすかどうかは好みです。

《存在の破棄/Revoke Existence》
赤青アーティファクトに対して。最優先で除去したいカードはハサミのついた城塞ですが、結局ジェイスで再び使用できることも考えると引いた際に最も危険なカードに撃つことが多いです。たまにアブザンにも入ります。

《異端の輝き/Glare of Heresy》
アブザンとエスパーコンに対して申し訳程度に。ジェイスを絡めて包囲サイを2回除去できるので採用していますが、別のカードに変更しても構いません。

《天界のほとばしり/Celestial Flare》
英雄的とマルドゥに対して。1枚じゃ足りないかもしれません。
売るかわかんないけど売るかもしれないリスト
これ欲しいんだけど売るなら取り置きしといてってのがあったらツイッターでDM送ってくだちい
追加されるかもしれないし消えるかもしれない
第二回EDHカード紹介:《写本裁断機/Codex Shredder》
今回のテーマはアーティファクトということで(http://9thtailmohumohu.diarynote.jp/201507180027355742/)私が非常に好きなカード、《写本裁断機/Codex Shredder》の紹介をしたいと思う。ではテキストをご覧いただきたい。

Codex Shredder / 写本裁断機 (1)
アーティファクト
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを自分の墓地に置く。
(5),(T),写本裁断機を生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。


テキストは実にシンプルだ。タップするだけでライブラリーを1枚削り、5マナを払って生け贄にすれば墓地のカードを1枚手札に戻すことができる。
本当にこんなカードがEDHで使われるのか、と思う方がいるかもしれない。
結論を言おう。
いるのだ。
しかもEDHだけでなくモダンでも使われるレベルのカードなのだ。
では詳しい使い方を見ていこう。

まずはマナコストに注目していただきたい。
1マナ。そう、EDHという環境で1マナのアーティファクトは非常に出しやすいパーマネントであると言えるだろう。それはなぜか、そこには《Mishra’s Workshop》が関係している。EDHにおいては当初からミシュラズワークショップは高速化の鍵となっているがその影には3マナのマナアーティファクトの存在がある。《連合の秘宝/Coalition Relic》、《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》、《マナリス/Manalith》...数を挙げればキリがない。そしてそれは自らさらに1マナを生み出すことができる。基本的にその1マナは使われないまま次のターンを迎えることが多いが、写本裁断機が手札にあればマナを無駄にすることなくキャストすることができる。

続いてライブラリーを削る能力についてだ。「100枚のデッキなんだから1枚削っても無駄だ。」そう考えている読者は多いだろう。しかし、EDHには赤以外の色に教示者と呼ばれるサイクルがある。これらはデッキの一番上に対応したカードタイプ(と言っても黒だけは別格だが)のカードを置くことができる。しかし写本裁断機が戦場に出ていれば相手は迂闊に教示者を唱えることができないだろう。また、《屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant》といった赤茶系のデッキで《屑鉄の熟達/Scrap Mastery》を使用する場合、自身のライブラリーを削る場合もあるだろう。こちらは悠長かもしれないが《巻き戻しの時計/Unwinding Clock》と組み合わせれば4倍のスピードで墓地を肥やすことができる。是非デッキに入れる際は同時に投入してもらいたい。

最後に墓地のカードを手札に加える能力だが、緑以外で墓地の好きなカードを手札に戻せる能力は非常に珍しいと言えるだろう。前述したような屑鉄の熟達を使用するデッキにおいて墓地に落ちてしまった場合に回収することができるのは大変便利な能力だろう。

余談ではあるが、このカードが真価を発揮する時というのはおそらく《試作品の扉/Prototype Portal》と組み合わせた場合だろう。試作品の扉といえば通常《Mana Crypt》と《前兆の時計/Clock of Omens》を組み合わせて無限にMana cryptを製造し、それらを《世界混ぜ/Scrambleverse》で対戦相手に送りつけるのが最も有名だろう。しかし、このルートを使うと試作品の扉+Mana Crypt+前兆の時計+世界混ぜと4枚のカードを使用することになるが、写本裁断機の場合だと世界混ぜとMana Cryptが1枚で代用できるようになる点も見逃せないだろう。

モダンのランタンコントロールで使用されたことで一躍有名になった写本裁断機。ラヴニカへの回帰で登場したアンコモンということで非常に安価なので是非読者の方々にも一度試していただきたい。
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第一回EDHカード紹介:《紅蓮炎血/Pyrohemia》
前回はお遊びということで禁止カードの記事を書いたが今回からは真面目にEDHにおけるカードを考察していこうと思う。詳しくは稲荷氏の記事(http://9thtailmohumohu.diarynote.jp/201507110035473326/)を読んでいただきたい。

では記念すべき第1回目のカードの紹介をしたいと思う。
Pyrohemia / 紅蓮炎血 (2)(赤)(赤)
エンチャント
終了ステップの開始時に、クリーチャーが戦場に存在しない場合、紅蓮炎血を生け贄に捧げる。
(赤):紅蓮炎血は、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ1点のダメージを与える。


お気づきになられた読者は多いと思うがこのカードは次元の混乱という色の役割が変わるエキスパンションで黒に存在した《黒死病/Pestilence》がカラーシフトしたカードだ。

色が変わっただけで黒死病と変わらないじゃないか、と思う読者は少なくないかもしれないが重要なのは赤に存在するということだ。古来、赤は《紅蓮地獄/Pyroclasm》や《火山の流弾/Volcanic Fallout》、《乱暴+転落/Rough+Tumble》といったカードに代表されるように《クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector》や《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》を機能不全にさせることが非常に簡単な色である。もちろん紅蓮炎血も例外ではなく、タフネスの低い生物を並べるデッキにおいては致命的なカードとなるだろう。

ではこのカードが最も輝くと行っても差し支えのないジェネラルとは?
そう、《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》だ。
通常より1マナ少なく2点火力を撃てるようになるのでまずマナクリーチャー達は業火に包まれて死んでいくだろう。さらに、自軍への被害は全くの0になるためマナが続く限り打ち続けることも可能だ。

また、ギセラが戦場に出ずとも《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》とのシナジーは見逃せない。彼女の+能力により兵士を3体連れてくることでデメリットである自害を高い確率で防ぐことができるからだ。

お世辞にも「赤いデッキだから」という理由でデッキに簡単に入れるカードではないが、あなたの周りに《クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector》や《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》といった低タフネスのクリーチャーを並べるデッキが多ければ是非デッキに入れていただきたい、そんなカードだ。

このカードはカラーシフトされたカードとして非常に人気が高い。
foilのイラストはとても綺麗なので是非購入してみてはどうだろうか。
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第0回EDHカード紹介:《グリセルブランド/Griselbrand》
EDHといえばまず何か?
そう、伝説のクリーチャーだ。

グリセルブランドは数多くある伝説のクリーチャーの中でも単体で仕事を完了することができる強力なジェネラルだ。
8マナという思いマナコストを持つが7/7という四肢切断ごときではビクともしない強靭なパワーとタフネス、飛行という回避能力、さらに絆魂能力によりダメージレースを過去のものにすることができる。

しかし、グリセルブランドの真の力はそこではない。最も特筆すべきは「7点のライフを支払うことで7枚のカードをドローする」その能力だ。
自身の絆魂能力により支払うべきライフも調達してくる姿はまさに悪魔の契約とは程遠いと言えるだろう。

唯一のデメリットであると言えるであろうマナコストの重さもEDHは苦になることはそうないだろう。《Mana Crypt》、《太陽の指輪/Sol Ring》、《魔力の櫃/Mana Vault》といった凶悪なマナアーティファクトが存在する環境ならではといったところである。

また、注目して欲しいのがこのクリーチャーのサブタイプだ。
お気づきになっただろうか?そう、デーモンなのだ。
デーモンということはどういうことかピンとこない読者の方のために説明するとEDH環境には強力なジェネラルとして《巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast》というクリーチャーが存在する。つまり、カーリアの攻撃によってグリセルブランドが着地、大量のドローからコンボパーツを揃えてそのまま勝利という構図も出来上がる。

以上のことからグリセルブランドはEDHを語る上では外せないクリーチャーとなるだろう。一つ問題を上げるとするならグリセルブランドがEDHにおいて禁止カードだということだろうか。

ちんかのちやく

2015年7月1日
ちんかのちやく
いやー、直接場に出ないとか流石に流石に
お呼びじゃないですわ~~~~~~~~~~~(建前)

EDH

2015年6月18日

EDHプロキシリスト

2015年6月2日

千葉予定メモ

2015年5月21日

GP京都

2015年4月26日
1回戦 BUG忍者 ○×○
1戦目 1t納墓でグリセルを落として次のターンに死体発掘でグリセル、gg
2戦目 相手5マリから黒力戦、その後ゴルチャを見つける前に2枚目で絶命
3戦目 相手6マリで2tグリセルで勝ち

2回戦 マーフォーク ○××
1戦目 島島チャリスと来たけど2tグリセルで相手投了
2戦目 土地1事故侍
3戦目 2tグリセルをwillされて釣竿引けなくて負け

3回戦 グリクシスデルバー ○○
1戦目 3tに再活性でイオナで青指定、相手の火力を全部受けきってグリセル着地して勝ち
2戦目 2tグリセルから相手が返しに硫黄の渦、グリセルで打ち消し探しにいくも引けずに着地されるがその返しに浄火の大天使着地で投了される

4回戦 スパイ ×○×
1戦目 セラピー2連打で手札ズタズタにされて目くらましもESGで支払われ負け
2戦目 相手全く動けないままイオナ黒指定で勝ち
3戦目 相手1tにペタル→ダクリ→密告人で手札0、マナベース引かれると負けの状態でこちら何もできず負け

5回戦 オムニテル ○○
1戦目 お互いにドロー連打の後にショーテルに対応でイオナ青指定着地で勝ち
2戦目 ハンドに灰塵の乗り手を握っている状態で納墓でイオナを埋めて釣竿を引き込み勝ち

6回戦 MUD ○××
1戦目 先手で定業2連打して手札を整えていると相手がANTと勘違いしてワムコ、それを目くらましから動く死体で奪い取りそのまま勝ち
2戦目 グリセル着地させるもタバナクルで他の動きを縛られカーンで追放され負け
3戦目 針でKarakas指定からグリセルを出すとMaze of Ithで動きを止められそのままワムコが着地されて負け

ここで目無しになり3-3ドロップ
初めてのレガシーGP本当に楽しかった
リアニメイトというデッキを選んだことは全然後悔もなくプレイングさえ磨ければといったところ
次もまたレガシーGPがあれば参加したい オムニで

統これに関するお話

2015年4月15日

まのにゃんへ

2015年4月13日

京都

2015年4月7日

ズルゴくん想像以上に弱かったのでスタンやめてドラゴンカンフー習い始めようと思います。

統これ

2015年3月27日
いつものEDH見てるみたいだし動画時間も短いしサクッと見れるなぁ

プレリ雑感

2015年3月22日
選択はアタルカでレアは
・火口の精霊(プレリプロモ)
・狩りの先駆け
・太陽運びの接触
・集合した中隊
・溶岩との融和
・沈黙の大嵐、シュー・ユン
で予定調和のアタルカへ
除去がかなり多めだけどマナベースが爆発的植生2枚という前半で事故るとイカレるデッキ
ただ運命再編でアンコモンサイクルの赤と緑のドラゴンが出たので後半に強い構築に
試合内容は
1戦目 エスパー○○
2戦目 コラガン○○
3戦目 ジェスカイ×○○
ジェスカイに突然オーラ付けるとパンプの生物+二段攻撃オーラでボコボコにされたのが今回のハイライト、他は適当に高パワーの生物で殴り続けるゲームだった




終わった後のDTK環境初のドラフトは初手層雲の踊り手から3手目ドロモカの伝令で青白へ
...と思いきや5手目コラガンの散兵で「白黒戦士行けるんじゃね?」となり1パック目は白い戦士をつまみ続ける展開に
2パック目で初手に偉大なる師の命令が取れたので路線を突き進むが黒いカードが全く流れてこず忠信な従者しか取ることのできない状態に
結局青白になるのかと思いきや3パック目の初手がタシグルでやはり白黒t青で決定することを決意
勇敢な姿勢、頭巾被りの暗殺者、砂草原ののけ者、過酷な命の糧と優秀なカードがどんどん流れてきて成功感を感じている所に6手目不屈のダガタール、7手目有毒ドラゴン、8手目陰鬱な僻地、9手目平穏な入江という最高の展開に
周りのデッキがもしかするととても強いのじゃないかという不安の中対戦開始へ

1戦目 アタルカ ×○○
1ゲーム、2ゲーム目は死霧の猛禽を出され続けて非常に辛かった
3ゲーム目はドラゴンを狩る者→ドロモカの戦士→砂草原ののけ者、不屈のダガタールというスーパーブンで何もさせないまま粉砕

2戦目 ボロス ○○
3/2疾駆ゴブリンに殴られ続けるも過酷な命の糧で除去+反復プロテクションが活躍しまくる展開に

3戦目 ドロモカ ×○○
オジュタイの模範強すぎるからやめろ
3本目はグダりにグダった末に偉大なる師の命令で殴りまくって勝ちー

マナベースをいかに安定させるかって環境だった気がする、たぶん

ほぼひみつ

2015年3月12日
ばぁぶ、ばぶばぶばぶーぶ、おぎゃおぎゃばぶばーば、ばぶぶーばぶ。
ばぶばぶ、だぁだ、おぎゃあおぎゃばぁぶぅちゃーん。
だぁだ!だぁだ!ばーぶぅ!ばぶーん。

1 2 3 4 5 6

 
K

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